親元から独立して最初に買う家具はソファと言われるほど、ソファに対する思い入れが強いデンマークの人々。そのデンマークで、誰もが知るソファの代名詞とも呼ぶべきブランドが「アイラーセン」です。「アイラーセン」は、カーナのソファの中でもとりわけ快適さに定評があリます。それもそのはず、1世紀以上にも渡って“快適な座り心地”を追求し続けているメーカーなのです。

 

 

 

 

そのソファに身を沈めてみると、見えない力がすうっと身体を受け止めてくれるよう。デンマーク・アイラーセン社のソファは、1世紀以上にもわたって“快適な座り心地”を追求し続けて生み出されてきた賜物。創業は1895年。アンデルセンの故郷でもある、デンマークのオーデンセで、馬車を製造し始めたのが長い歴史の始まりです。その後はバスやトラックのシートへと技術を発展させ、1940年代にソファを作り始めて、家具の分野へと進出していきました。現在のアイラーセン社は、昔ながらの職人技と最新のテクノロジーを組み合わせ、高品質で快適なソファ作りにますます磨きをかけています。ソファの座り心地は、見えない部分こそが決め手。外見のフォルムは、あくまでシンプルなものばかり。飽きのこないデザインは、座った時の頼もしい安心感とともに、使い込むほどに愛着が湧いてくることでしょう。

 

 

 

 

 

01_馬車の設計者であった、ニールス・アイラーセンは、弱冠23歳でアイラーセン社を設立
02_1920年代当時製造していたバスの内部。手前が創業者のニールス・アイラーセン
03_1930年代の後半、初めて発売することとなるアームチェアを創る工場の人々

 

 

 

 

ソファに対する思い入れが強いデンマークの人々。
そのデンマークで、誰もが知るソファの代名詞とも呼ぶべきブランドがアイラーセンです。
そしてそれはデンマークのみならず、北欧を代表する様々なインテリアショップで販売されており、
ビジネスパートナーから絶大な信頼を得ています。

 

 

デンマーク人が親元から独立して初めに買う家具はソファと言われるほど、ソファにはこだわりがあります。様々なモデルや豊富なファブリックコレクション、サイズバリエーションといった選択肢の広さを持つアイラーセンは、彼らのこだわりを最も満たせるソファブランドだと思います。

 

 

イルムスボリフィスは、1925年に創業したヨーロッパを代表するインテリアショップ。北欧ブランドをメインとした品揃えで、4フロアを構成している。その中でもアイラーセンは、「フリッツ・ハンセン」「カール・ハンセン」「フレデリシア」など世界でもトップクラスの、北欧ブランドが並ぶ最上階で販売されている。

 

 

 

これだけ長く続けている理由の一つは、アイラーセンが常に時代の要請に応えている点でしょう。ずっと変わらない定番もあれば、流行を取り入れたり、自ら新しいデザインを作り出してもいます。品質面も含めて心から信頼できるブランドです。

 

 

アントンダムは、コペンハーゲンの中でも特に感度の高いエリアにある老舗インテリアショップ。「HAY」のような新鋭のブランドから、「フレックスフォーム」などヨーロッパ高級ブランドなどがセレクトされている。アイラーセンは2フロアにまたがってシーズントレンドを表現したコーナーで紹介され、店内で最も注目を集める場所で展示されている。

 

 

 

スウェーデンとデンマークは似ているようで全然違うんです。デンマークはクラフトマンの国、スウェーデンは工業国なんです。堅実なスウェーデン人は、アイラーセンの品質とデザインのバランスにとても満足していますよ。フレームに無垢材を使うなど、素材に対する信頼感があり、またシンプルなデザインは、スウェーデンの住空間ととても相性が良いです。

 

 

ストックホルム郊外で40年に渡り営業を続ける、2,000坪規模のインテリアショップ「ラナ・モブラー」。アイラーセンは、ファサードと1Fのメインコーナーで展示されている。単独のショップとしては、世界で最もアイラーセンを販売。

 

 

 

 

ソファの座り心地は、見えない部分こそが決め手。
フレームには弾力性と耐久性に富むビーチの無垢材を使用していたり、クッション部分の硬さや奥行きにバリエーションを持たせ、
好みの掛け心地を選べたりと、きめ細やかな配慮がなされています。

 

直接身体に接する背クッション、座面にはフェザー100%を、背板やシート下には高密度のポリウレタンフォームを使用しています。またクッションの詰め物には、グースダウンと柔らかな羽毛を使用。固さや性質の異なるものを組み合わせることで、快適な座り心地を生み出しています。


フレームの基本構造には無垢のパイン材を使用。自社で原木を仕入れ、ソファにあわせて製材します。

座面下のフレームは座り心地を損なわないよう、粘りのある無垢のビーチ材をカーヴィーに削り出して使用します。

ソファの側面を構成するのは木製のボード。構造を支えるとともに、外からの衝撃にも耐える強度を持ちます。

レザーの張りこみ等に使用するタッカー。職人が手早く正確に打ち込み美しく仕上げます。

アイラーセンの深い座り心地を支えるドイツ製のSスプリング。デザイン、サイズに応じて多くの種類を揃えています。

Sスプリングの固定に使用する、同じくドイツ製のフック。きしみ音が出ないように工夫しながら丁寧に固定します。

フレームの接合にはダボを使用し、丁寧に職人の手で組み上げてゆきます。

環境にも配慮された接着剤。適切な塗布量もソファの耐久性には重要な要素です。

 

 


Mr.Kjeld Bülow
ダニッシュ・ファニチャーメーカーズ・
クオリティ・コントロール
シニアコンサルタント

 

デンマークには、家具の素材やその入荷手順、製造工程、完成品の品質すべてにおいて、厳密に検査し提携企業に働きかけるDFQC(ダニッシュ・ファニチャーメーカーズ・クオリティ・コントロール)という公的検査機関が存在します。検査項目は公にされていないのですが、アイラーセンはこのDFQCと長年提携し指導を仰いでいます。DFQCの検査官は検査官であると同時に熟練の家具職人でもあるので、アイラーセンにとっての彼らは「先生」のような存在。ベストなクオリティを維持するために、定期的にスロバキアや中国の自社工場での検査を依頼し、彼らのクラフトマンシップを各製造拠点で吸収しています。近年、家具の製造を外部委託し、そのためDFQCを必要としないメーカーも増える中、すべての工程を自社工場で行うアイラーセンには、このDFQCは強い味方。アイラーセンが海外に製造拠点を移しても、デンマーククオリティが生きているのはこのためなのです。

 

 

 

 

アイラーセンは、今では一般的になったコーナーソファやカウチソファを早くから開発し、
座り心地、デザイン、サイズや張り地をカスタマイズして提供することで、
一人ひとりに合ったソファを選ぶことができるシステムとサービスを完成させました。
飽きのこないデザインとともに、あなたの一生に寄り添うソファです。

 

STREAMLINE

ソファに座るとき、いつも自然に同じ場所に座っているものです。もっとも簡単なお手入れは、へこんだシートや背もたれ部分のクッションを軽くたたいて、ふっくらさせることです。羽毛の入った物は陰干ししてあげると復活します。シートを外せるものは、ローテーションで左右を入れ替えるのも効果的です。まずは汚れる前に守る。ご自身で出来るプロテクターキットもご用意しておりますので、是非活用してください。 布はこまめに掃除機で表面のホコリを吸い取りましょう。 またレザーソファのメンテナンスは、人が触れる肘掛部分と、シートのひざ裏が当たる部分を中心にお手入れしましょう。

BIG CARLTON

フェザーをふんだんに使用しながらも柔らかすぎず、しっかりと身体を包んでくれるアイラーセン社を代表するソファです。

RIG

豊富なサイズ展開と仕様が魅力のシステムソファ「リグ」。ストレートタイプ3サイズ、フットスツール3サイズ、他パーツの組みわせが可能で、カウチは左右をお選びいただけます。新しいソファの形をご提案します。

ORION

重厚なアームのフレームに、スリムなスチールレッグを組み合わせたモダンなデザインの「オリオン」ソファ。そのシャープな印象から、近年人気のモデルです。

VITESSE

肩までサポートしてくれるクラシカルな表情のハイバックスタイルの「ヴィテッセ」ソファ。しっかりとした座り心地のシートは少し高めに設定されていて、座り立ちがしやすくなっています。

STOCKHOLM

カーナスタッフの使用率1、2位を争うアイラーセンを代表する「ストックホルム」ソファ。クッション性を高めるために羽毛クッションが使われているアイラーセンのソファは、ホールド感が高く、包み込むような座り心地が特徴です。

CUBE

直線的でシンプルなライン、ロースタイルの「キューベ」ソファ。合わせるアイテムにより、モダンにもナチュラルにも見えるニュートラルなデザインが人気のモデルです。

BASLELINE

フレームとクッションが一体になっているタイプのシステムソファ「ベースライン」システムソファ。お好みに合わせてサイズや色などをお選びいただけます。

CHESS

カーナで人気のロータイプの「チェス」システムソファ。アームと背もたれに傾斜がついているため、ゆったりとした座り心地をお楽しみいただけます。モダンとクラシック、重厚と軽快さのコントラストをご覧ください。

COCOON

豊富なバリエーションのクッションで、独自にアレンジできる新しいタイプのシステムソファ「コクーン」。深めの奥行きと、ゆったりとしたシート部により、贅沢な座り心地をお楽しみいただけます。

SAVANNA

スクエアなフォルムの重厚感を長めにデザインされたレッグで支え、軽快な印象を与える「サバンナ」システムソファ。様々なモジュールを取り揃え、あらゆる空間のニーズにも柔軟に応えます。

TUB

細めにデザインされたソファフレームによるシャープな見た目が特徴の「タブ」ソファ。身体を包むように配置されたクッションと贅沢に使われたフェザーにより、格別の座り心地をご堪能いただけます。

 

and more...

 

 

 

 

 

インテリアのプロであるカーナスタッフの使用率No1ソファが、アイラーセン。
実際にソファを使っている自宅をご紹介します。
みなさまも、ご自身、ご家族に合った“快適なソファライフ”をぜひ見つけてください。