インテリアの主役といえば、やっぱりソファですね。購入を考える際、何を基準に選びますか?気に入ったデザイン?お部屋に合ったサイズ?ソファは大切に使えば、ずっとつきあえる家具ですから、あせらずにじっくり選んで、最適なものを見つけてください。カーナがいいソファの“本当の選び方”をお教えします。

 

 

 

 

ご自身のライフスタイルによって、選ぶべきソファは違ってきます。
まずはご自身、ご家族が自宅でどのように過ごし、どのようにくつろいでいるか、
また今後どうくつろぎたいかを改めて考えてみましょう。
カーナではそれを“ライフスタイルの棚卸し”と呼んでいます。

 

夫婦ふたりでゆったりとくつろげるサイズと座り心地
小さなこどもと一緒に安心してくつろげるソファ
ペットを飼っているので、汚れや傷が気になる
ダイニングテーブル中心の生活スタイル、ソファはコンパクトサイズを希望
友人がよく遊びに来るため、ある程度の人数が座れるスペースがほしい
限られたスペースのため、食事、パソコン作業、テレビ鑑賞などソファを中心とした生活がしたい

 

 

 

 

ソファの形状は単にデザインの違いだけではありません。リビングでどのように過ごすかによって、選ぶべき形状は変わってきます。
家族でくつろぎたい、ふたりでゆったり座りたい、小スペースにコンパクトに置きたいなど、どう使うのかはさまざま。
ソファで何をしたいか、どんな風に過ごしたいか、ライフスタイルの棚卸しをしてみると、選ぶタイプが見えてきます。

 

 

もっともベーシックなタイプです。お店ではきっちり座るだけでなく、色々なポーズで試してみてくださいね。

POINT

肘掛の高低、有無しでくつろぎ方や使い方が変わります。オットマン(足置き)を使うと、カウチタイプになります。オットマンは、来客時にスツールとしても使用できます。

 

今、カーナで人気のタイプ。片側が足を前に伸ばせるタイプです。座るポジションによりくつろぎ感が変わってきます。

 

POINT

ソファでカウチポテトチップスを食べながら、足を伸ばして映画を楽しむという名前の由来の通り、ソファでリラックスしたい方へおすすめです。

 

ダイニングとソファを兼用したり、どこからでも座ることができるタイプもあります。

 

POINT

アームレスタイプ(肘掛が無い)はサイドテーブルを合わせ横座りしてパソコン作業が出来ます。

 

ゆったり座れ大家族やパーティーが多いお宅にお勧めのタイプです。分割できるタイプもありますが、大きさの割りにコーナー部分がデッドスペースになる場合があります。

POINT

それぞれが斜め横に並んで座ると一体感がありながら話しやすい雰囲気になります。

 

 

ソファの張り地に使われる素材は、本革(牛革が中心)、布、合成皮革があります。
もちろん好みにもよりますが、それぞれにメリットとデメリットがあるので、まずは、素材の性質をよく理解してください。
暮らし方に合うのはどんな張り地なのかが、きっと見えてくるはずです。

 

●使い込むうちに柔らかみが増し、深い味わいが出る。
●冬は暖かく、夏は冷たいと感じる。
(熱伝導率が高い)
●静電気を帯びにくい。
●埃が立ちにくい。

 

●入念なお手入れが必要。放置するとカビ、ひび割れの原因に。
●水や日光に弱い。

●生地の色柄、テクスチャーが豊富。
●カバーリングタイプなら、取り外してクリーニングできる。
●季節に左右されない。
●革より安価。

 

●汚れがしみこみやすい。
●埃、チリを吸着しやすいので、カビやダニが発生する場合も。

 

 

 

 

 

 

よく、重たいソファはいいソファと言われますが、正確には耐久性を追求すると、重くなってしまうのです。少しの軋みが時間を掛けて大きな傷みになるのがソファ。耐久性の核は、いかに屈強なフレームを組むかということ。右の写真はフレームが無垢材で出来た、カーナで取り扱う、デンマーク「アイラーセン社」のソファの内部構造です。土台がしっかりとしたソファは、メンテナンスを行えば、末永い付き合いができます。一生モノのソファは、こういった点も気にしながらお探しすることをお勧めします。

 

A.フレームには無垢の木材を使用。パーツ同士は木製のダボを使って組まれています。ネジや金具を使うより強度が増します。
B.グースダウンと柔らかな羽毛がたっぷり詰まっています。
C.直接身体に接する表層にグースダウンを、中核にポリウレタンフォームを使用しています。

 

 

POINT

インテリアショップのプロが嫌がるソファの見分け方

 

・ソファ前脚の片側をそっと持ち上げてみましょう。自重で歪まずに持ち上がるのが、フレームがしっかり組み上げられたソファの目安になります。
・レザーソファの価格は、一枚の革の大きさがポイントです。継ぎ目が少なく、一枚あたりが大きいものをぜいたくに使っているのが高いソファです。
(ちなみに一台の3人がけのソファには、多いと牛8頭分の革が必要です。ただし、食肉用でも使うものを利用しておりますので、ご心配なく。)


 

永く使いたいと思えるソファに出会ったら必ず確認いただきたいことは、クッションの中材、ソファの張地を将来買い換えることが可能かどうかです。人肌が直接触れる張り地は、長年ご使用しているとどうしても汚れてきてしまいます。布のソファの場合は、カバーリングタイプであればクリーニングに出すことができ、清潔にお使いいただくことができます。

 

 

 

 

使い方によっては、高いソファも1年でぼろぼろになることもあります。
ちょっとしたコツで、ソファの耐久性は断然変わってくるのです。
ご自身でできるメンテナンス方法をお教えします。

 

ソファに座るとき、いつも自然に同じ場所に座っているものです。もっとも簡単なお手入れは、へこんだシートや背もたれ部分のクッションを軽くたたいて、ふっくらさせることです。羽毛の入った物は陰干ししてあげると復活します。シートを外せるものは、ローテーションで左右を入れ替えるのも効果的です。まずは汚れる前に守る。ご自身で出来るプロテクターキットもご用意しておりますので、是非活用してください。 布はこまめに掃除機で表面のホコリを吸い取りましょう。 またレザーソファのメンテナンスは、人が触れる肘掛部分と、シートのひざ裏が当たる部分を中心にお手入れしましょう。

 

 

MAINTENANCE KIT

ご自身でできる、ビフォーメンテナンス

A. LEATHER CLEANER & PROTECTOR
L/¥5,000(+tax)S/¥3,300(+tax)
B. FABRIC PROTECTOR ¥2,360(+tax)