ニューヨーク完
前回のブログ(ニューヨーク⑤)から
ようやくッ、ようやくのニューヨークブログ最終回。
3日目最終日、朝チェックアウトして・・・
まず向かった先は、
・・・・・・・
この旅最後の宿、
「THE HIGH LINE HOTEL」
1800年代の寄宿舎を改装してHOTELに。設計デザインはこちらも「ローマン&ウィリアムズ」。
もはや安定の工事中(-_-)
正面玄関が通れない為、別口から。
こじんまりとしたロビー。
驚いたことにチェックインカウンターも何もなし。
あるのは写真中央に少し見えているパソコン、これ一台のみ。
ここで簡単な予約確認を済ませ、カードキーを受け取ります。
ロビーの一角には、シカゴ発ニューヨーク初出店の
「インテリジェンシア・コーヒー」
http://www.intelligentsiacoffee.com/
ここも旨かった!
はっきりいって今までアメリカのコーヒーといえば、でっかいマグカップになみなみと注がれたうっすい味で、まるで麦茶を飲んでるようなのか
もしくはフレーバーコーヒーばっかりでしたが、最近のは本当に美味しい!
早い時間でしたが部屋に入れるとのことなので、まず荷物を置きに行きます。
100年以上も前の建物に負けないようにインテリアも重めのチョイス。
あらぁ(-_-)
写真がボケちゃってる。
こういうハズしがいいですね、ピンクのレザーソファ。
聖書も、もはやディスプレイ。
この大きい箱はクローゼット。
現地の人と話していてこのホテル泊まるって話しをすると、
「でもそこちょっと気持ち悪くない?」
・・・確かに。
なんせ100年以上前の元寄宿舎、苦手な人もいるかも。
上の廊下の写真なんてまさに映画「シャイニング」の世界。
快晴 ホテル全景
さあさあ、行きましょう行きましょう。今日もいろいろ動きます。
最後にはとっておきも用意してます!
まずは、
どうしても行っておきたかった、
MoMA (Museam of Modan Art・ニューヨーク近代美術館)
グッケンハイム美術館にも行きたかったのですが時間的にどうしても難しく、泣く泣く断念。
本当は半日ぐらいかけてゆっくり見たいところですが時間がない為、速足で。
ポールケアホルムのベンチと現代美術館の組み合わせは鉄板。
いたるところでこんな光景がありました。
うらやましい環境。
教科書に出てくるような作品が目の前にあります!
しかも隔てている柵もガラスも何もありません。
先生「なんで赤と青と黄色だけで描いてると思う?」
って、子供たちに聞いている所。
さすがのコレクションの数々。
ぜんぜん見きれない・・・。
いつか観光で来た時にもう一度来たい。
その後、ちょこちょこっと辺りのお店をチェックした後は、
マンハッタンを離れて、今日はブルックリンに移動します。
今までニューヨークに来たことがなかったので、マンハッタンとかブルックリンとかソーホーとか5番街とか
どこがどこか位置関係がさっぱりでしたが、行ってみると良く分かる!意外と簡単でした。
さぁ、ブルックリンに入ると町全体がだんだんファンキーな感じに・・・www。
でも以前に比べるとかなり治安はいいみたい。
面白いお店も多いみたいなのでここも歩き回ります。
雑貨とレストランの店
Marlow & Sons
奥にバーカウンターと座ってゆっくり食事が出来るようになってます。
料理も本格的で夜も人気らしいので、次来るときは晩御飯を食べに来てみたい。
次はインテリア、セレクト雑貨の店
A&G Merch
だんだんお店紹介が雑になってきました(笑)
記憶がもう曖昧・・。このころは結構旅の疲れが溜まってか写真数も激減。(-_-)
後はうちのお店に使えそうなアイデアを撮り貯めにあちらこちらに。
ふう、
そういえば昨夜の晩飯食いそびれ事件からずっと起きてた。
あぁ、思い出すだけでまだ悔しいッ!
でも、もう過ぎた事。 ( ̄ー ̄)ニヤ
すべてはまるでこの後のとっておきのイベントを楽しむための布石だったかのよう。
じつはあるレストランを日本から予約してました。
そこはなんでもブルックリンのはずれにあるカウンター12席しかない、水~土の4日間のみの営業の超人気レストラン。
ある雑誌で紹介の写真と記事を読み、機会があればぜひ行ってみたいと思っていたところ。
たまたま、この旅の最終日と営業初日が重なり、ネットで予約確認してみると1席空いてる!
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「どうしようかなーーーー?」 ここから心の声です。
「結構高いけどせっかくだしな~」
「一人ってのもなー。カウンターだけって書いてるし、ボッチで耐えれるのかオレ?」
「いや、そもそも日本でも、一人居酒屋すら1時間耐えれない俺が、そんなNYのブルックリンでなんて絶対無理じゃね?」
「いや、逆にそれだからいけるかも?」
「ん~~~~~悶々、悶々・・・・」
「ええぃ! いっとけッ、ポチッ!」
【予約完了】
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地下鉄では少しアクセスも悪く、ちょっと怖いのでタクシーをチョイス。
タクシーの運転手にその雑誌を見せ、住所をナビに登録してもらってレッツゴー!
タクシーに乗って20分ぐらい(結構遠かった)・・・そろそろ到着のハズ・・・が、
ナビでは目的地となってるもののレストランもなんもない?
あれ?タクシーの運転手さんと一緒に辺りを見回すもなんもなし? あるのは駐車場だけ。
そのまま、ぐるぐる2~3周するもやっぱりなんもなし。。。
??? 雑誌の住所も、ストリート名を見返してもやっぱり合ってる。
どうしよう!?
おろおろしていると、
【タクシー】 「ここで住所は間違いないからyo、そこのおねーちゃんにでも聞いてみろyo!」
えぇ~、店ないのに降ろすの?こんな遠くまで来て?降りるのちょっと怖いし。。。
【タクシー】 「とにかく、降りてそこのおねーちゃんに聞いてみろって!」
「俺は行かなきゃいけないからyo、じゃーな」
ブゥ~~~~~~ン
ここで降ろされる。
怖えーし!
写真じゃ伝わりにくいが、寒さと、夕暮れ前と、人通りのなさが怖さを倍増させる。
人通りはないので、タクシーから見えた建物の中のおねーさんに、雑誌を見せるも、
「さー知らないわね?」
うそやん!
近くにいた同僚にも聞いてもらってもやっぱり知らない。。。
マジか・・・・。
すると、その中の一人がなんとかこの店と知ってるという。
「その先を右に曲がって、次をまた右に曲がったすぐだよ」
良、良かった~~~
お礼をいって猛ダッシュ! やばいもう予約時間の18時になる!
言われた通り、先を右に右に曲がると、、、、
(Photo Roberta’s Bushwick by Shawn Hoke)
やばい、チョー怖え~~~~!!!
絶対、ここ違う!
店名も違うけど、なんというか醸し出してる雰囲気が絶対違うし、本能が入ってはいけないといっている。。。
「あっれ??汗 英語聞き間違ったかな?」
その辺を行ったり来たり、おろおろ。
やばいやばい、時計を確認するともう予約時間の18時をすでに過ぎてる。
予約時の注意事項には12名同時スタートの為、10分前には着席して下さい。と書かれてたはず。。。
そうだ!あの雑誌にお店の電話番号が書いてたッ!
ガチャ:お電話有難うございます。
出た! イ・イクスキューズミー? アイッー予約はHPのみで受け付けております。ご用の方はメッセージをどうぞ【機械音声】
ガッデム!!
絶体絶命。
もう手立てが何もなくなり、
辺り一帯をさんざん見回っても、それらしいお店などなく、
完全に路頭に迷っていたその時!
(Photo Brooklyn – Bushwick: Roberta’s by Wally Gobetz)
あの決して入ってはいけない店の前に、正装をして明らかに異質な雰囲気の男性が一人。
(上の写真はほぼ借り物です。そんな余裕はありませんでした。)
吸い寄せられるように近づいていくと、
向こうも目が合い、
【正装の男性】 「アー、ケイゴ~?」(私の名前)
【私】 「イェーッス!?涙目」
【正装の男性】 「パーフェクトッ!!」
【私】 「パーフェクトじゃねーッ!!(ツッコミ)」
聞くとなんてことはない、あの猛烈やばい店構えの所で合っていて、
そこを入ると、
(Photo JOH_2270 byJohnBy: John )
今、大人気のピザ屋さんがあって、
【Robertas】
その奥にはバーあって、
そこを通り抜けると中庭があって、
その奥の一角にその予約した店があるとの事。
看板はナシ。
「分かるかッ!」
こっちは汗だく、へろへろ。
ちょっと遅れたけど大丈夫かと聞くと、ちょうど今から始まるところだから問題ないよとの事。
連れられて扉を開けると・・・・
(Photo IMG_1653 by J. Annie Wang)
(Photo IMG_1639 by J. Annie Wang)
(Photo IMG_1671 by J. Annie Wang)
最高~~~(T_T)/~~~
【Blanca】
全てが一口サイズで、全24ポーションのマジック!!
あぁ、いい写真がないのが残念。
ニューヨークタイムスでも取り上げられてる写真がいい感じなのでぜひ見てみてください。
流れるBGMが、B52’Sのロックロブスターなのも泣けた(T_T)
あぁ~、来てよかった・・・。
最後の夜を、最高の形で締めくくってくれました!
面白かった!ニューヨーク、来年も絶対行ってやる!
あっ、もう1年半以上前になるので(ニューヨークブログ始まったのが半年前・・・)
再来年こそは!!
ニュ―ヨークブログ 完
終わったー!! ・・・長かった・・・。 グルメ紀行みたいになってしまった。。。